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【19周年】東京ディズニーシー (TDS) / ホテルミラコスタ おめでとう!! 特別イベントは無し

・19年前の2001年の9月4日、世界初となる「海」をテーマにしたディズニーパークが誕生
・ディズニーシーに隣接するホテル・ミラコスタも開業19年
・19周年を祝う『特別イベント』は無し(記念グッズは販売あり)

こんにちは!
バズより肩の可動域が狭い四十肩のライトです。

9/4、ディズニーシーが開園19周年を迎えました。

ただし、新型コロナウイルスの感染拡大が
いまだに収束していないので、

TDRは入場者数制限や
感染予防を徹底している段階。

通常なら特別イベントなどで
華やかにお祝いしているところですが、

19周年イベントは一切ありません。

ショーやパレードが行われない
アトラクションのみの
コロナ対策仕様の運営となっています。


さて、19年前といえば
まだ僕もかろうじて20代。

開園から閉園までの14時間、
どれだけ歩いたり並んだりしても
元気だった頃がなつかしい。。

人間の時間軸で
19年という歳月を考えると、

“成人する一歩手前” の19歳という
とっても多感な時期だといえます。

生まれた頃は目に入れて
痛くなかった子どもでも、

自己主張をする大人へ
成長する時ですね。

ディズニーシーも
数々の試行錯誤の中、

紆余曲折ありながら
成長&進化してきました。

と、いうよりも、

ディズニーシーは “大人から子ども”
成長(?)したパークだと僕は思っています。

大人のパークから、全年齢対象パークへ

ディズニーシーはディズニーランドとは
異なるコンセプトで作られた
ディズニーパークです。

特に開園当初から5周年ぐらいまでは
「大人のパーク」としてとても
スタイリッシュだったのが素敵でしたね。

ディズニーキャラクターに
強く依存することなく、

絶対的な王様としてディズニー界に
君臨するミッキーですら
「港に訪れた来客の1人」として扱われ、

まるでショートケーキの上に
最後にトッピングされる

お飾りのイチゴのような存在でした。

(それでもイチゴのように美味しいところを
最終的に持っていくのはさすが僕らのスター)

19年間で一番の夜ショー『ブラヴィッシーモ!』

夜のショーの中で僕がもっとも
好きだった『ブラヴィッシーモ!』でも
登場するディズニーキャラはミッキーだけ。

ミッキー目当てに並んでいるゲストさんへ
「せめて顔見せ挨拶ぐらいはお願いします」
オリエンタルランド社から強く懇願され
仕方なく出演したのかと思うぐらい、

『ブラヴィッシーモ!』でのミッキーは
オープニングの数分で
メディテレーニアンハーバーを

ぐるりと1周するだけという
マジカルな役割。

自慢のマジックをショー内で
まったく披露することなく、

あとはショーラストに声だけの出演で
「ブラヴィッシーモ!」と
叫ぶという端役だったのです。

当時はまだ無名だった
「プロメテオ」と「ベリッシー」の
出演時間と報酬にくらべて、

ミッキーの稼働時間と
支払われたであろう
高額ギャラによる
費用対効果の素晴らしさは、

「ブラヴィッシーモ!!」

と叫ばずにはいられないほどでした。

(プロメテオは自分の出番が来るまで
ずっと潜水しての待機だったので
かなりの重労働だったはずです)

「凄い」や「素晴らしい」の意味をもつイタリア語「ブラボー(Bravo)」の最上級「ブラヴィッシモ(Bravissimo)」に、東京ディズニーシーの「シー(Sea)」を組み合わせたディズニーの造語です。

 

冒険とイマジネーションの旅は続いてる!?

『ブラヴィッシーモ!』の
ショー内容にも表現されているように、

まさに「冒険とイマジネーションの海」
というコンセプトどおりの
パークだったと感じています。

ディズニーランドではやりたくても
実現しづらかったであろう新たなテイストが

ディズニーシーには溢れていました。

そのちょっと分かりにくい演出やストーリー、

ディズニーのキャラクターが
余計なおしゃべりをしない設定などが、

「大人のパーク」としての魅力を
見せてくれていたように思います。

そんなディズニーシーでしたが
19年もあれば子どもは
大人に成長します。

昔と変わることなく
まったく同じままという

わけにはいかないのが
世の常というもの。

より幅広い層のゲストに
楽しんでいただこうという
意図によってかどうかは
分かりませんが、

ディズニーランドの従業員入口と
間違えて入園したに違いない
愛らしい新キャラクターなどが増え、

さらなる「運営戦略の冒険」
チャレンジしています。

「冒険」と言えば大先輩に
当たるシンドバッドが、

数々の危険な冒険を
重ねてきた経験から、

宝石や黄金以上に
大切なものがあることを
教えてくれています。

経営者の皆さんには
これからも売上を
伸ばすことだけでなく、

19年間に出会った
旅のゲストたちの
思い出や想いを
大切にしながらの運営が
されることを祈っています。

ディズニー・シーは2021年9月5日に20周年を迎えます

19年の歴史を振り返りながら
良いことも、そうでないことも含め、

開園から今日にいたるまで
同じ時代を過ごすことができることに

心から感謝しています。

20周年となる2021年度は
『ファンタズミック』に代わる
ディズニー・シーの新たなナイトタイムショー
『ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~ディズニーシー』
が始まるなど、

祝祭の時に向けての準備が
少しずつ進められています。

そのためにも新型コロナウイルスと
上手くつきあう術を人類が手に入れ、

小さいお子さんやご高齢の方が
安心してディズニー・シーで楽しめる時が
一日でも早くやってくることを願っています。

ディズニー・シーがどのように成長し
僕たちゲストをどれだけ
驚かせてくれるのか、

これからの10年、20年も
ますます楽しみにしています。

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